【特集】256×ニアフレンズの東西対談「ギターロックの両極端」共鳴する理由

「篤君、熱いね」って言われても、「いや、お前らが冷めてるだけじゃん」って思う。(池田篤)

ーーでは、2マンイベント『青天の霹靂』について伺っていきたいのですが、さっきの話だと2年前にそういう話があったと仰ってましたが、その時の会話がきっかけということですか?

篤:その時はよくある口約束というか「またやろうや」みたいなテンションでした。それからしばらく対バンがなくて、去年の11月に久々に一緒になったときに光が声かけてくれたんだよね。

光:ニアフレンズがめちゃくちゃかっこよくなってて。

ーーまさにお互いのライブを久々に観た時のことを表したイベントタイトルなんですね。

光:その通りです。僕らが『青天』だとしら、ニアフレンズが『霹靂』っていう意味です。

篤:でも、逆に言ったら俺らのやってることに「篤君、熱いね」って言われても、「いや、お前らが冷めてるだけじゃん」って思う。つまり、俺らにとってはニアフレンズが『青天』な訳で、そこに対してパンチパーンってくる256が『霹靂』とも言える。

光:そうだね。俺は基本的に勢いだけでライブをする様な情熱的過ぎるバンドが好きじゃないんですよ。そういうバンドとやる時は、「熱くなってるのが馬鹿らしく思える様な空気に俺がしてやるよ」って気持ちでやる事が多いです。 だからそういう意味でも、ニアフレンズのライブは本当に『青天の霹靂』みたいな感じでした。お前らマジでかっこ良かったんだもん。

ーーでは、ライブキッズあるあるの中の人とのはどういう経緯でグッズコラボすることになったのでしょうか?

篤:ライブキッズあるあるさんは、3、4年くらい前に出てたライブハウスで働いてたんですよ。それからの付き合いです。ライブハウスを辞めて、気づいたらそれだけで飯食ってるんです。可愛がってくれてるし、負けてられないし「なにか一緒にやりませんか?」って言いました。そしたら「Tシャツとか作っていいよ」って言ってくれてコラボすることになりました。

光:イベントでDJやってもらう“サブカル女子に好かれる男bot”の中の人は、『ハローサブカルナイト』っていうイベントをやってて、あれ僕ら全部出てるんですよ。

篤:皆勤賞イケメン(笑)。

光:それで恩返しをしたいって気持ちもあるけど、今回はまた恩を受けた気がするんですよね。3年前からスタートしてる色んな想いがここに詰まってる。

親が商売人だったのもあるかもしれないですが、俺らは義理人情大事にしてます。(池田篤)

ーー会場はどういう基準で選んだのでしょうか?

篤:club vijonはずっと出続けている思い入れのある箱です。お客さんにとっても「ニアフレンズはvijonでいつもやってるし分かるわ」ってなると思うんですよ。初企画もclub vijonでやって、256も出てくれました。

ーー東京はなぜ下北沢MOSAiCにしたのでしょうか?

光:俺らはずっとホームが下北沢ReGでした。でも、MOSAiC主催のKNOCKOUT FESとかにも出させ貰ったり、すごく良くしてもらってて。MOSAiCで企画打って、少しでも恩返しをしたい気持ちがありました。

篤:東京でライブするようになった時期、冷たい人ばっかりだったし、良いバンドも256以外見つけられなかったんです。当時の僕らの立ち位置的にそのくらいのバンドが集まってるだろうから仕方ないのかもしれないけど。それでも俺らみたいな奴に、森本店長だったり、MOSAiCのスタッフさんは同じ目線で接してくれました。そこに関しては僕らも返したいというか「いくら大きくなってもずっとホームだよ」っていう思いがありました。

光:お互いもっともっと大きくなって、「MOSAiCだとキャパ足りないよ」ってくらい売れてからまた2マンやりたい。

篤:そうだね。

光:こういう口約束なんて一杯ある話だし、そんなの流れるのが当たり前だけど、実現しちゃうのがここの仲なんですよね。

ーーニアフレンズは拠点が大阪で、256は東京ですが、東西で何か違いを感じることはありますか?

篤:親が商売人だったのもあるかもしれないですが、俺らは義理人情大事にしてます。でも、東京に来た時に思うのは義理人情が薄いところです。「本当にそれ思ってるの?」とかが多いから。大阪は露骨に感情出してくれるし。みんながみんな俺らみたいなバンドじゃないんですけどね。

ーー確かにそういう人間が出てるミュージシャンが多いイメージありますね。

篤:東京の方がお客さん入る。たぶん東京にはそういうバンドが少ないってのも影響してると思います。

ーー256は東京と大阪での受け入れられ方に違いを感じますか?

光:感情を前に出し易いのは大阪の人達だと思います。少しアウェイなライブでも拍手の大きさ、歓声の大きさが東京より大阪の方が大きい気がする(笑)。でも、アウトプットの仕方に違いがあるだけで、東京の人もちゃんと聞いてくれているのは分かってます。

ーーでは、最後にこのイベントに行こうか迷っている人に一言をお願いします。

篤:「黙れ」ですかね。ツイッターで「ニアフレンズのライブ行きたい」とか「行きたかった」とか書いてる人がいるんですが、そんなの言わないでいいのにって思います。行ってる奴は行ってるし、行かない奴は行かないし、興味ないんだったら言うなって思う。

ーーじゃあ、一言は「黙れ」で?

篤:迷ってるなら「黙れ」か「おっぱい」で。

ーー光さんは?

光:俺はもう来てください(笑)。ニアフレンズと256を少しでも気にかけてくれてる人がいるんだったら曲聞いて満足してないでこの日来て体感して欲しいよね。来たらもう全部わかるよ。言葉じゃなくて。

ーーありがとうございました。では、今日のキーワードで締めましょう。

篤、光:せーの。おっぱい!

篤:クソみたいな時間だったな(笑)。

▶イベント情報
ニアフレンズ&256 presents ツーマンライブイベント 『青天の霹靂』
【日程】2018年3月16日
【会場】北堀江club vijon(大阪)
【出演】ニアフレンズ / 256 / THE BOY MEETS GIRLS / 転換DJ : サブカル女子に好かれる男bot の中の人 / グッズコラボ : ライブキッズあるあるの中の人

【日程】2018年3月23日
【会場】下北沢MOSAiC(東京)
【出演】ニアフレンズ / 256 / The Cheserasera / 転換DJ : サブカル女子に好かれる男bot の中の人 / グッズコラボ : ライブキッズあるあるの中の人

▶関連リンク
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ニアフレンズ公式HP